3月8日にユニクロがロシアで事業を継続するとの発表がありましたね。

それを受けて、

「こんな状況下で金儲けを優先するのか?」
「なんで事業継続するんだ?」

そんなことを思った人もいると思います。
僕もその一人です。

今回は、なぜユニクロがロシアでの事業継続を選択したのか?その理由について考察していこうと思います!

ユニクロがロシアで事業継続する理由は?

お金を儲けたいから

まずは、「これが理由なんじゃない?」と真っ先に考える人も多いのではないでしょうか?

僕もこう思ってしまうのは同感です。

現状でも、ちょうどコロナの影響があります。

それ以外だと、2021年にあったウイグル民族の人権問題の疑いがあり、アメリカでユニクロのシャツの輸入を差し止められたことがありました。

また、その問題を機に不買運動をしている方も見られます。

コロナや今回のロシアでの事業継続に限らず、ウイグル民族人権問題が売上に影響をを与えていた可能性は考えられる要素だと思います。

こちらのメディアの記事を見ると、一見EC売上が上がっていて、2021年の売上は順調に見えます。

しかし、EC売上とEC売上構成比をつかって、実店舗を含む総売上をおおまかな数字で出してみると、コロナが本格的に始まる前の 2019年の全体売上より低いことがわかります

  • 8404億円(2021年)
  • 8090億円(2020年)
  • 8758億円(2019年)

※計算がおかしかったらすみません

この売上の低下には、ウイグル人権問題も少なからず関わっていると僕は考えています。

これは国内の売上に関してで、国外をみてみると、もっと厳しい数字が出ている可能性があります。

今回もし「ロシアから50店舗も事業を撤退する」という選択をしてしまうと、前述のことと相まって、短期的にみるとさらなる売上の大幅ダウンにつながります。

直近ですぐに売上が下がってしまうと、社員の給料の減額に繋がります。

社員の給料の減額は、社員の不満にかわり、そして退職へとつながってしまいます。

もっとも大事である「人」を失うことは避けたい

そう思い、短期的な目線でのお金儲けを選択した可能性はあるんじゃないかなあと考えられます。

にしても疑問が残ります。

「長期的に見たら、ユニクロを倒産へと導く行為じゃない?」
「そうなったら、大事にしたい社員達を大事にしないことにならない?」

国民に非はないから

一方で、忘れてはいけないのは、ユニクロはロシアから事業を撤退しなかった代わりに、ウクライナにも支援を行っていることです。

一見すると、ロシア国民には衣類が変える環境を提供し、ウクライナには衣類と金銭を提供しており、「ロシアの肩も持つんかい!」とツッコミたくなるところですね。

ここには、

「国民全員に非はない」
「国民の生活を支える衣類の供給をなくすのは良くない」

そういったファストリ柳井社長の考えがあるのではないでしょうか?

また、ファストリの柳井社長はこう言っています。

「戦争は絶対にいけない。あらゆる国が反対すべきだ」

Yahoo!ニュース:ユニクロ 当面ロシアでの事業継続 衣服は生活必需品

しかし、ここまででまたしても疑問が残ります。

「ロシアに衣類を供給するにしても、事業撤退はできるんじゃないの?」
「戦争はだめ、あらゆる国が反対すべき、なのに、戦争に発展しようとしていることをしている国を支援してもいいの?
「ちょっと筋が通らない気がする。」

実際に僕も思いました。

じゃあなぜそんな選択をしたのか?

そこには、ユニクロ社員の生活、中国との関係があるのではないか?と僕はおもいました。

ユニクロ社員の生活があるから

日々ユニクロというすばらしい会社が生きていけるのも、社員がいてこそのものです。

先程触れた内容になりますが、ロシアから事業撤退すると、ただでさえ売上の伸びが大きいとは言えない現状で、更にマイナスを生み出すことになってしまいます。

※以下、話を簡単にするために、日本国内のユニクロ社員に絞った話になります。

一部物価上昇が日本でも起こっており、世帯収入などを考えると、厳しい状況に置かれている社員が少なからずユニクロにもいるはずです。

直近で大きな損失が出てしまうと、それはユニクロ社員の生活に影響を及ぼすものになってしまいます。

柳井社長は、お客様や社員からの「信用」を大事に経営をしています。
こちらのメディアでもそのように書かれています。

「ユニクロ社員を大切にする」

これの優先度が柳井社長の中で高く、今回のような選択になった可能性も考えられます。

「お客様の信用を失う選択を取ったんだぞユニクロは。大丈夫そう?」

といった疑問も出てきそうですが、ここでは一旦おきます。

中国での生産体制に影響が出ないか気にしているから

また、間接的に中国との関係性が悪くなり、生産体制に影響が出ることも懸念した可能性は0ではないかと思います。

プーチン大統領からすでに「非友好国」認定されている日本の企業であるユニクロが、ロシアから撤退したとします。

そうすると、プーチン大統領からしてみれば「やはり非友好的な選択だ」と捉えられることになるでしょう。

そこで、プーチン大統領は中国に目をつけます。
そして、こう言います。

「なんであの非友好国の企業の生産を許しているのか?」
「今すぐやめさせろ!」

そうして、中国での生産体制がとれなくなった場合、ユニクロは致命的なダメージを負います。

少し飛躍した話ですが、色々なストーリーが考えられる中、このストーリーはない、と断言はできないはずです。

このストーリーの可能性を考えた時、これまた会社の存続だけでなく、ユニクロ社員を守ることができなくなってしまいます。

そうならないためにも、今回のような選択をとったのではないでしょうか?

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ネットの反応は?

ネットではどのような反応があるのか、少し見てみましょう。

衣料は生活必需品だと思いますが、事業停止しても生活に困らないと思うので賛同しかねます。

ウクライナへの侵略戦争を早く終わらせるためにも、考えを変えてほしいと思います。
ロシア国内の戦争反対の声が一人でも多くなるように協力してほしいものです。

これから春物を少し買いに行こうと思っていましたが、今回の判断が出るまでユニクロ購入を見送ろうと思います。
ユニクロに対して非難するつもりはありませんが、ファーストリテイリングの企業理念を見守りたいと考えます。

Yahoo!ニュースコメントより

https://twitter.com/Ranchan2021/status/1501046957002743809?s=20&t=YTyRkO-sOG6uwEuT5QsQoA

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まとめ

僕なりに色々と考えた見た結論としては、

人を大切にしたい。特にユニクロを支える社員を大切にしたい。

ロシアから全撤退をすると、服を提供するという観点で、人を大切にしていないだけでなく、ユニクロが致命的なダメージを負う可能性がある。

そうなると社員を守れない。

そうならないためにも、ロシアから事業撤退はしない。

このような理由で、ロシアでの事業継続を選択したのではないか?と考えています。

にしても、僕としては、ロシアでの事業継続は賢明な判断ではなかったのではないかなあ、と考えています。

人権問題などありましたが、おしゃれがしたいけど、お金を多く持ち合わせない一般市民の僕としては、ユニクロはとても有り難い存在です。

あまり応援されない選択をしてきているユニクロが、今後改善することを願い、今後も動向を見ていこうと思います。

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