座礁する船

知床で座礁した観光船の話を見て、

「ロシアの協力が必要らしいけど」
「ロシアが攻撃したんじゃないの?」

と思った人もいると思います。

今回は、知床観光船はロシアが攻撃したのか?について考察していきたいと思います。

【知床 観光船】ロシアが攻撃して座礁した?

ロシアが攻撃した可能性はほぼないのではないか、と考えられます。

理由は大きく分けて3つあると思います。1つ目は、こんな悪天候の中、観光船のためだけにロシアの軍隊が動くのは割に合わないからです。

2つ目は、ロシア魚雷で攻撃したなら、もっと現場が悲惨なことになっているから。

3つ目は、人員総入れ替えがあったため、メンテナンスや教育が不十分だった可能性が高いから。

当時の状況を整理しながら見て行きましょう。

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悪天候だった

当時は悪天候で、強風・波浪注意報も出ていました。

そのため、地元の漁師も午後はさすがに出港はしていなかったそうです。

ちなみに、当時の気象状況は次のようになっていました。

  • 気温: 5.8℃
  • 海水温: 4℃前後
  • 波浪注意報: 9時42分~
  • 波の予測高さ: 3m

この状況下で、わざわざロシアが日本まで来る、かつ観光船へ攻撃する、なんてことはしないんじゃないかなあ?

ところで、こんな状況で座礁すれば、誰も助からないことは目に見えてたはず・・・

なぜこんな状況で出港決定をしたのでしょうか?

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岩場に近寄った

地元の漁師の方によると、現場の沖は急に風が吹いたり波が起きるのはよくあることだそうです。

その時に滝を観光しようとすると、見誤って岩場に衝突する可能性はあるそうです。

実際に「船首が浸水している。カシュニの滝のすぐそば。救助を頼む。」と救助要請があったとニュースで報道されていましたね。

常にそのような危険があるにも関わらず、強風・波浪警報が出ている中で観光をすれば、いつ岩場衝突してもおかしくないと言えます。

また、岩場に近寄っていた可能性が高く、この状況でロシアが攻撃していたら、船の損傷だけでなく岩場もダメージを受けて、もっと悲惨な現場になっていたと考えられます。

話を戻します。

この危険について、地元の漁師の方は良く知っていました。

でも、観光船の社員達も例外ではないはず。
普段から観光ルートとして通っていた観光船の社員達がそれを知らないはずはありません。

では、なぜそんな危険なことをしてしまったのでしょうか?

社員総入れ替えで教育係がいない

2021年3月に契約を解除された船員の方によると、「人が総入れ替えになって、今は教える人間がいない」との話がありましたね。

ルートについて学習不足だった

今は教える人がいないため、ルートで注意するべき危険地帯、そしてその危険地帯での行動についても、教えられていなかったのではないでしょうか?

何回か通っていれば、そういった危険もしれたのではないか?と思いますが、それも難しかったのではないでしょうか?

というのも、穏やかな気象状況で運航をしていた場合、そこまで危険を気にする必要もなくなります。

また、コロナで運航回数が減っていたため、経験数も減ってしまった可能性もあります。

実際に去年は基本的には緊急事態宣言でしたし、コロナワクチン接種の影響などもありました。

観光船のメンテナンスが不十分だった

また、人員総入れ替えの影響で、船のメンテナンスについて熟知している人がいなくなった結果、メンテナンスが不十分になってしまったと考えられます。

こちらについては、ニュースで報道されていましたね。

出港前にすでに観光船kazu1 の船首部分には、10cm 程の小さな亀裂が空いていたそうです。

いや、恐怖でしかない。そんな状況でよく出港ができましたよね・・・

僕はビビリなので、穴が空いてたらすぐに塞ぎたくなります。

なんでそもそも人員総入れ替えをしたんでしょうか?

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運航会社社長がだらしない説

ニュースによると、社長がだらしない、といった話がありました。

ニュースで取り挙げられていた発言をみると、圧力とも取れる対応がみれました。

今の運航会社の社長は、船のことも、海のことも知らないそうですね。

お金にだらしなく、経営難で常に「お金がない」と話していたそうです。

ある船長が、波があって出航をやめたときも、「何で出さないんだ」と言われていたそうです。これもおそらく金欠が故に、ビジネスを止めるな、ということだったんでしょう。

これは流石にアウトですよね。人の命よりお金を優先しているんですから。

また、知床岬コースは人気のコースだけど、4~5月は海が冷たくて運航はしていませんでした。

しかし、社長が変わってから、4月からやるようになったそうです。他の会社もやっており、GW中にも出すように変えたそう。

ただし、これまでやらなかった理由を踏まえて、万全の準備をしてから望むべきところ。

人員総入れ替えによる危険を考慮していなかった上に、メンテナンス不足とは何事でしょうか・・・?

ロシアが魚雷などで攻撃した?

ロシアが観光船を攻撃した可能性は低いでしょう。

ロシアがもし魚雷かなんかで攻撃したのなら、数十cmの穴じゃ済まないですし、「船首が浸水している。」では済まないです。

もしロシアから攻撃されているなら、船に大きな衝撃があったはずで、「なにかに攻撃されて浸水仕掛けている!今すぐ救助、軍隊の要請を!」といった感じになるはず。

また、魚雷は目標の船を爆発で破壊することを目的とした兵器です。明らかに今回は爆発で破壊された感じではありません。

もしロシアが魚雷で攻撃していたら、船が半分以上爆発によって損傷していたでしょう。
また、吹き飛ばされた勢いで岩場にぶつかり、岩場もだいぶダメージを受けるはずです。

しかも、魚雷は保守運用に費用がかかり、国家規模で運営される軍隊しか扱わないそうなので、観光船に攻撃するには条件が悪過ぎると言えます。

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ネットの反応は?

やはり、ロシアが攻撃したとは考えていない声が多そうですね。

他方で、陰謀論っぽいことを考えている人もちらほらといます。

現状のロシアがあんな感じですが、流石にロシアがやったというのは考えすぎだと僕は思っています。

https://twitter.com/yukariinaa/status/1518797782597140480?s=20&t=vxkUm0Pie9P9dLjE1G2n7Q

https://twitter.com/ringringring394/status/1517854388785905664?s=20&t=vxkUm0Pie9P9dLjE1G2n7Q

まとめ

  • ロシアは知床の観光船を攻撃していない!
  • 座礁の大元の原因は、人員総入れ替えと、悪天候に出港をするという悪判断。

というところに考えが落ち着きました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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